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ベルリン国際映画祭2024

  • 執筆者の写真: Takako Jacobs
    Takako Jacobs
  • 2024年1月30日
  • 読了時間: 2分

更新日:2024年4月17日

今年のベルリン映画祭のコンペにはとってもレアな作品がずらりと並んでいる。どれもこれも作品を見ることに意味があるものばかり。地味すぎると思われる方々もいらっしゃると思いますが、2月の冬真っ只中のベルリンに足を向けて見に行く価値は大いにあるのでーす。


まず一番興味を惹かれるのはイタリアの気鋭(だと私が思う)ピエロ・メッシーナ監督の最新作'Another End'。予告編さえ見つけられない状態なので、現地まで見に行かなくてはならない状況です。しかもメキシコ人俳優のガエル・ガルシア・ベルナールがメインキャストの一人なのです。昔は目がキラキラした純真そうな男の子だったけど、最近は渋みが増してより一層魅力的な男優になっています。

今回は例外的に2020年に制作され、アメリカをはじめとする西側諸国では大絶賛されている作品があります。日本でもすでに公開されている作品『GUNDA/グンダ』。音楽もナレーションも使わないリアルな手法で繰り広げられていくドキュメンタリー作品。そこには人間が演じるヒューマン・ドラマ以上の感動がある。主役の豚たちの姿が涙ぐましい。監督はドキュメンタリー映画を一心に取り続けいるロシア人のビクトル・コサコフスキー。当然ながら撮影も手がけている。エグゼクティブ・プロデューサーとしてハリウッドの実力派俳優、フォアキン・フェニックスも名前を連ねています。コロナ騒ぎに続き、ロシアがウクライナに侵攻し、紛争が起こり、2023年はカンヌ映画祭ではロシア国籍の人は参加できないという事態にまでなりました。そうした不運を乗り越えてこの作品はついにベルリンで上映されることになりました。

'Another End'



 
 
 

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